ライバー事務所を辞めたい時はどうする?トラブルを避けるにはどうすれば良い?

今のライバー事務所を辞めたい・移籍したいけどやり方がよくわからないと思っていませんか?自分の生活環境が変わった、ライバー事務所のノルマがキツイといった理由から活動を辞めたい場合はどうすればよいのでしょうか。

本記事では、ライバー事務所を辞める・移籍する方法や、辞めるときに考えられるトラブルや注意点などを詳しく解説していきます。


ライバー事務所は辞められる?



ライバー事務所を辞めることはできます。しかしライバーになるときに契約に合意したように、辞めること(契約解除)も事務所と合意する必要があるため、一方的に勝手に辞めることはできません。

勝手に事務所からの連絡を無視したり、活動をバックレるといった行動はトラブルの元です。損害賠償などを請求される可能性もあるため、必ず事務所に辞めたい意思を伝えましょう。

また、事務所との契約期間・内容によっては、すぐにライバーを辞めることができる場合と、契約期間が終了するまでは辞めることが難しい場合もあります。まずはライバー事務所と交わした契約の内容を確認してみましょう。


ライバー事務所を辞める方法



ライバー事務所を辞めるときの方法は大きく分けると以下の3つのステップです。

1.なぜ辞めたいのかを整理する

2.マネージャーに相談する

3.ライバー事務所と契約解除について合意して退所する


1.なぜ辞めたいのかを整理する


まずはなぜライバー事務所を辞めたいのか心の整理をしましょう。自分の生活環境が変わって活動が難しくなった、事務所のノルマがきついなど、辞めたい理由を整理すると思考がクリアになり、冷静な状態でマネージャーと話し合うことができるようになります。


2.マネージャーに相談する


辞めたい理由の整理が終わったら、自分の担当マネージャーに相談しましょう。しっかりと心の整理ができていれば、感情的にならずに冷静に話し合いができるはずです。事務所の待遇が改善されたり、活動内容が変更されれば事務所を辞めずに済む可能性もあります。


3.ライバー事務所と契約解除して退所する


マネージャーと相談しても辞めたい意思が強いままの場合は、続いて事務所と契約解除へと移ります。契約期間の途中でも辞められるのか、期間が終了するまでは辞められないのかなどを話し合い、双方が合意の下でライバー事務所を退所することになります。

もしも悪質なライバー事務所で契約解除を認めない、高額な違約金などを請求された場合はすぐに警察や法律事務所に相談してください。


ライバー事務所を辞める時のトラブルと対処法



ライバー事務所を辞めるときに起こりえるトラブルとその対処法について紹介します。円満に事務所を退所できれば良いのですが、念のために確認しておきましょう。


簡単に辞められない場合がある


事務所との契約だけでなく、外部のクライアントから仕事を受けている場合は、簡単にやめられない可能性があります。事務所とクライアントの話し合いなどですぐに辞めることができるかもしれませんが、当然クライアントのイメージが悪くなってしまいます。

事務所を辞めた後も個人で活動を続ける場合、今後そのクライアントからオファーが来なくなるかもしれないため、事務所だけでなくクライアントとの契約内容もしっかりと確認しましょう。


違約金を請求される場合がある


契約期間途中での解約は違約金を請求される場合があります。悪質なライバー事務所の場合、契約書に記載のされていない違約金や、非常に高額な違約金を請求してくることもあるので、そのときは警察や弁護士などに相談してみてください。


給料が未払い


悪質なライバー事務所の場合、辞めた後の給料が払われない可能性があります。事務所を辞めたから終わり、ではなく辞めた後にちゃんと給料が支払われているかをしっかりと確認しましょう。

もしも給料を払ってもらえない場合はすぐに事務所に問い合わせ、それでも支払ってもらえないときは、お近くの労働基準監督署に相談し、「給料未払の解消」をするよう会社に働きかけてもらって下さい。


ライバー事務所の移籍方法



ライバー事務所を移籍する一番の方法は、移籍前のライバー事務所を辞めたあとに移籍先の事務所と交渉をすることです。

今の事務所を辞める前からより条件の良い他事務所を探したくなる気持ちもわかりますが、今事務所との契約内容によっては他事務所との交渉が禁止されていることがあります。

また、他事務所と交渉していることが今の事務所にばれてしまうと、待遇や対応などが悪くなってしまうかもしれません。


ライバー事務所を移籍する際の注意点



ライバー事務所を移籍するとき、移籍前の事務所の契約内容によっては、退所後の活動が制限される場合があるなど注意が必要な時があります。

別事務所への移籍が1年間禁止や、同じ配信プラットフォーム、アプリでの活動が1年間禁止といった事務所退所後の制限が契約内容に書かれていることがあるため、移籍の際はしっかりと前事務所との契約を確認しましょう。

また、前事務所との契約中に他事務所との移籍交渉を禁止している事務所もあります。契約違反によって違約金などのトラブルが発生する可能性もあるため注意が必要です。


まとめ



今回はライバー事務所の辞め方や移籍の仕方について解説しました。事務所を辞めるときに大事なのは、なぜ辞めたいのかしっかりと理由を整理することと、事務所との契約内容をちゃんと確認しておくことです。

ライバー事務所を辞めたいときは、慎重に行動することをお勧めします。