最近では、ライブ配信という言葉をよく耳にしますね。YouTubeより始めやすいし、スキマ時間で稼げるという話を聞くこともあります。副業で参入している人もいると聞いて、興味を持つ人が多いのではないでしょうか。
しかし、ひとくくりにライブ配信と言っても、何をするのかわかりませんよね。そこで今回はライブ配信について調べてみました。
- ライブ配信とはどんなジャンルがあるの?
- ライブ配信とはどれぐらい稼げるの?
- ライブ配信の収益方法はどうなってるの?
こういった疑問を持つ人に向けて書いてみました。
この記事を読めば、
- ライブ配信のジャンル
- ライブ配信は稼げるのか
- ライブ配信の収益方法
などの疑問が解決すると思います。
結論から言うと、ライブ配信で稼ぐことは可能です。
収益化の方法もいろいろありますし、どれぐらい稼げるのかも調べましたので、詳しく紹介していきます。
ライブ配信とは
ライブ配信とは、スマホやパソコンなどで撮った映像を、その場のリアルタイムに配信することです。
「生配信」とも呼ばれ、リアルタイムでコメントが読まれることもあり、視聴者とのコミュニケーションもとりやすい環境になっています。個人でさまざまなコンテンツを使って、自分の情報や趣味を発信することができます。
最近では数々のライブ配信アプリも登場しており、低コストで始めることができるので、誰でも簡単にライブ配信ができるようになってきました。
また、ライブ配信では収入を得ることができるので、副業の一環として始める人も多いようです。YouTubeと違ってリアルタイムで配信されるので、編集作業やテロップ作りなどの作業も必要ないので、ライブ配信への参入はとても高まっています。
YouTubeの配信者を「YouTuber」と言いますが、ライブ配信者は「ライバー」と呼ばれ、使い分けられています。
ライブ配信のジャンル・種類
ライブ配信のジャンルや種類について詳しく見ていきましょう。最近では数々のジャンルが出てきていますので、すべては紹介できませんが、人気のジャンルを3つと韓国のアプリについて紹介します。
- 雑談
- 音楽(歌・楽器演奏)
- ゲーム実況
- Vライブ
雑談
最近で一番多いジャンルは、雑談のライブ配信と言われています。
配信者とリアルタイムでの交流ができ、雑談ライブなのでコメントも読まれることも多く、ファンには喜ばれます。
日々の出来事を毎日発信することによって、親近感もわきやすく、ファンがつきやすいのが特徴です。リアルタイムでの雑談になるので、ミスの取り返しがつかないことや、身バレしやすいといった懸念もありますので、より一層注意が必要です。
音楽(歌・楽器演奏)
音楽・楽器演奏のライブ配信をする人も多いです。趣味で歌を歌っている人や、楽器を演奏している人にとってはライブ配信は向いているでしょう。路上でのライブや、場所を借りてのライブをするとなると、かなりハードルが高いです。
しかしライブ配信では、自分の好きな環境で配信することができるので、ハードルが一気に下がりますね。
ゲーム実況
ゲーム実況でのライブ配信もあります。自分の好きなゲームをして配信することもできますし、視聴者さんのリクエストされたゲームをしたりとさまざまです。
視聴者の好き嫌いが分かれるところもありますが、ゲーム好きな人にはいいですね。ゲーム実況の場合は、機材を揃えるのが少し大変です。初期費用は一番かかるジャンルになります。
Vライブ
Vライブとは、韓国の動画ライブ配信サービスのアプリです。韓国アイドルのライブ配信が見れるアプリで、韓流ファンの間でとても人気のアプリです。課金制度もあり、推しのファンに課金したり、動画を購入できるサービスもあります。
しかし、2022年12月31日をもってこVライブのアプリは終了しました。とても人気のアプリだったので残念ですね。
ライブ配信で収益を得る方法
ライブ配信で収益を得る方法としては、ファンからの投げ銭、企業案件による収益があります。ライブ配信での収益のほとんどは、ファンからの投げ銭が多いです。
投げ銭とは、視聴者がライブ配信中に購入したギフトアイテムなどを配信者に贈ることです。送られてきたギフトアイテムは、配信者がお金に換金することで収益としてもらえます。
ライブ配信の特徴として、ファンとの距離の近さにありますので熱狂的なファンもつきやすいです。リアルタイムでの視聴なので、投げ銭もしやすい環境にあるので、ここの収益がメインになると思います。
次は、企業からの案件で、商品を紹介して収益を得る方法です。人気のあるライブ配信者は、ライブ中に企業の商品を紹介して収益を稼ぐこともあります。
企業案件ともなると単価は高くなりますので、1件数十万円〜といった大きな収益になることもあるようです。
ライバーとしてかなり人気が上がってこないと、企業案件を受けることは難しいですが、こういった収益方法もあります。
ライブ配信は本当に稼げるの?
今の時代、稼ぐ方法の手段としてライブ配信があります。職業がライブ配信者という人もいます。しかし、ライブ配信って本当に稼げるのでしょうか。
結論から言いますとライブ配信は稼ぐことができます。他の方法で稼ぐとなるとある程度の初期投資が必要になってきますが、今の時代、お手元のスマホ1台でお手軽に始めることができます。もちろん、視聴者が集まらない限り稼ぎはないですが損をすることもないです。
また、ライブ配信は暇さえあればお好きなタイミングで始めることができます。さらに場所を問うこともありません。どこでもできます。
以上で述べた理由からも、ライブ配信の参入障壁は低いことが分かります。いつでも、どこでも配信できる自由なところもライブ配信の魅力です。
ライブ配信で稼いでいる人の例
例1:投げ銭
ライブ配信には投げ銭というものがあります。投げ銭は配信中に視聴者が行うものです。「この人を応援したい」という気持ちからライブ配信中にお金を配信者に送ることができます。
投げ銭は数百円から数万円の間で行うことができ、人気の配信者になるとたった一度の配信で数百万円から数千万を稼ぐことが可能です。
投げ銭は投げてもらった金額全てを受け取れるわけではなく、投げてもらった額から数%~数十%を運営側に手数料として引かれます。引かれた後に受け取った金額が元の金額の何%かを示す割合を還元率と言います。還元率はどのライブ配信アプリを使用するかで変わってきます。
例2:時給
ほとんどのライブ配信には投げ銭の他に「時給」があります。
時給の発生には「投げ銭が何円以上」などの条件がありますがそこまで高くない投げ銭でも時給の発生の条件を満たすことが可能です。条件を満たせてしまえば投げ銭とさらに時給も加算されるのである程度の金額を稼ぐことが可能です。
稼げるライブ配信アプリ3選!
1.Pococha(ポコチャ)
大手企業のDeNAが運営しているPocochaはライブ配信アプリの中でもトップの稼ぎやすさを誇っています。
ユーザー数も約45万人以上と国内の配信アプリの中でも多いです。他の配信アプリと異なっているのは投げ銭に還元率というのは無く、代わりに「盛り上がり度」があります。盛り上がりダイヤは「コメント・いいね・アイテム総数と視聴者数・視聴時間」により決まります。
投げ銭は直接お金を受け取れるわけではなく視聴者がアプリ内のコインで購入したアイテムとして受け取ります。アイテムは1コイン~5555コインまであります。
また、Pocochaは時間ダイヤシステムというのを導入していてライブ配信を行うだけでダイヤを稼ぐことが可能です。ランクがE1からS6まであり、ランクが上昇するにつれ稼げるダイヤも上がっていきます。収入の計算は『(配信時間×ランクに応じた時間ダイヤ)+(投げ銭×盛り上がり度)=収入』です。
また、初心者も十分に稼げるようになっています。その理由として新規ライバーを応援する企画も多いからです。ほとんどの新規参入者は全然稼げなくて途中でやめてしまう方も少なくありません。しかし、Pocohaは応援企画があるためライブ配信初心者の方でも稼ぐことが可能です。
他にも雑誌や広告へ起用するイベントも行っています。起用された場合の収入は大きいものとなるため、稼ぎたい方は参加することをオススメします。また、Pocochaは女性ユーザーが多いため女性ファンを多く獲得して有名配信者になりたい男性にとっては穴場かもしれません。
2.IRIAM(イリアム)
IRIAMはバーチャル姿で配信を行える配信アプリとなってます。ユーザー数も約15万人と多いです。主に顔出しをせずにライブ配信をしたいという方の要望を叶えてくれます。顔を出さないので人気のライブ配信者になっても身バレを防いでくれる安心感があります。
また、自分を理想のキャラクターにして配信できるため、自分にとっても楽しいライブ配信を行うことができます。ただし、キャラクターのイラストは自分で用意する必要があります。
収入を得るにはまず配信を1回行い、経験者として運営に申請を出す必要があります。申請にも条件があり、
- 応援ポイントを5000ポイント以上保有している
- 10日以上の配信を行っている
- 合計15時間以上の配信をしている
の3つの条件があります。ちなみに応援ポイントとは視聴者がライバーへのアクションを行うことで増える応援量を示す値です。
収入源はギフトと配信時間による時給です。ギフトの還元率は約15%~30%となっており1万円分のギフトを受け取った際は最大3000円が自分の収益となります。ギフトは運営からダイヤとして配信者に送られ、1ダイヤ=1円になります。
稼ぎを増やす方法で良いのがIRIAMのイベントに参加することです。イベントの上位に入ることでユーザーへの露出が増え一気に視聴者を獲得することができます。
IRIAMで稼ぐ場合は事務所に所属することがオススメです。IRIAMではバーチャル姿で配信を行うためキャラクターのイラストがとても重要になってきます。個人でイラストを準備するには手間もかかりクオリティもそれなりのものを用意しないといけません。事務所に所属した場合、高クオリティのイラストを無料で入手することができます。
また、イベントの告知や応援も事務所を通じて行えるためとても心強いものとなっています。
*参考 IRIAM
3.TikTok Live(ティックトックライブ)
無料で多くのショート動画を見ることができるTikTokですが、2020年7月からライブ配信ができるようになりました。さらにTikTok Liveにギフト機能が2021年3月から実装されたことにより配信で稼ぐこともできます。
TikTokのライブ配信の収入はギフトによる投げ銭のみになります。投げ銭の還元率の詳細は公表されていません。視聴者が2円=1コインのアプリ内コインを購入し、ギフトと交換、応援したい配信者に贈ります。配信者が受け取ったギフトはダイヤモンドという形で換金されます。
投げ銭のみと言えどTikTokのユーザー数は他の配信アプリと比べても圧倒的に多いです。国内だけでも約1600万人のユーザーがいます。ユーザー数の多さは稼ぎやすさに直結するためTikTok Liveで稼ぐのは難しくないです。
TikTok Liveで稼ぐコツはトレンドを取り入れる・一貫性のあるテーマで配信を行う・視聴者とのコミュニケーション、の3つです。TikTokのユーザー層は10代・20代が多いためトレンドには敏感です。トレンドをおさえておけば若い世代の視聴者獲得につながります。
一貫性のあるテーマで配信を行うことは自身のブランド化につながります。自身のブランド化は多くの視聴者獲得につながります。視聴者とのコミュニケーションも大事です。視聴者の獲得だけではなく視聴者が離れていくことを防ぐことができます。
配信者として自分がある程度有名になれば他の有名なTikTok配信者とのコラボ配信も可能です。有名配信者とのコラボは多くの視聴者獲得につながります。圧倒的なユーザー数を誇るTikTokはとても稼ぎやすい配信アプリと言えます。
ただ、1つだけ注意していただきたいのがTikTokの設定でギフトの受け取りをオンにすることです。こちらがオフのままだと視聴者がギフトを送りたいと思っても送ることができません。そのままライブ配信をしていても無駄になってしまいます。念のため設定の再確認をオススメします。
まとめ|ライブ配信で稼ぐことはできる!
ライブ配信で月1000万円以上稼ぐのは難しいですが、月5万円から10万円くらいになるとそこまで難しくはないです。収入の不安定さはあるもののやっぱりライブ配信者には憧れる方も多いと思います。
歴史としてはまだ浅いライブ配信ですが、逆に言えば歴史が浅い今が一番稼ぐことができるチャンスだと思います。まずは行動あるのみです。
お手元のスマホ1台で今すぐにでもライブ配信を始めることができます。ぜひやってみてはいかがでしょうか。